完全にワックスがけされたカートン

完全にワックスが塗られたカートンは、通常のワックスが塗られたカートンとは異なります。通常、ワックスが塗られたカートンは片面のみにワックスが塗られているのが一般的です。決定的な違いは治療方法にあります。完全にワックスがかけられたカートンは、熱いパラフィンワックスに完全に浸されており、内層と外層の両方、およびトリミングに完全な防水保護を提供できます。これにより、より耐久性と信頼性の高い構造強度という重要な特徴が得られ、コールド チェーン輸送や冷蔵倉庫など、湿気や水分が豊富な環境でより優れた保護を提供できます。

主な材質と処理工程

カートンのベース素材は高強度の段ボール紙で、さまざまな耐荷重要件を満たすためにさまざまな厚さと重量が用意されています。通常は、B、C、または E の段ボール紙で十分です。さらに耐荷重が必要な場合には、BCまたはBEの二重ダンボールもお選びいただけます。

その後、ワックスがけのプロセスを経て、溶融パラフィンまたはマイクロクリスタリンワックスが繊維の奥まで浸透し、デッドコーナーのないナノメートルレベルの均一な疎水層を形成します。 UVデジタル印刷をカートンの表面に使用して、ブランドロゴや製品情報を印刷できます。ワックスがけは表示品質に影響を与えず、鮮明な画像とテキストを保証します。

製品仕様

完全にワックスを塗ったカートンはどのようにしてワックスを完全に覆うことができますか?

当社では、プレワックス処理とポストワックス処理のエッジシーリングという二重プロセスを使用しています。まず、ボール紙の表面全体にワックスを塗ります。折り曲げて成形した後、コーナーと継ぎ目に二次ワックススプレーを塗布します。この 2 段階のプロセスにより、100% のワックス被覆が完了し、折り目のようなワックスがけが難しい領域もカバーします。

完全にワックスがけされたカートンを海上輸送に使用すると破損しますか?

確かなのは、この紙パックが普通の紙パックとは違うということです。イリダは海水浸漬テストを実施し、吸湿、ワックスの損失、縫い目からの漏れがないことを確認しました。世界中のコールドチェーン輸送や、一部の輸送ルートで見られる高塩水噴霧環境に適しています。